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光栄というか、恐縮というか、お二人から(http://d.hatena.ne.jp/siolli/20050930、http://d.hatena.ne.jp/narrenstein/20050930/p1)
http://d.hatena.ne.jp/chorolyn/20050929/1128007826#tbの件でTBしていただく。
お二人の指摘どおり、1350年以降の目録はCD-ROMが出ているのは知っていたんですが、どうもこの1150年以降の11巻本もCD-ROMがあるらしいとの話があり、それが駒場にあるらしい、と。
何だが下手な都市伝説みたいになってるんですけどね。
ただ、お二人が調べてくれた感じからすると、1150年以降はCD-ROM化されていないのかなぁっていう気がしてきました。
じゃあ、あの情報は一体どこから出てきたんだろう?っていうことにもなりますが。
少し調べなおす必要がありそうです。
お二人のお手を煩わせてしまって恐縮です。ありがとうございました。
1350年以降もはっきり言って垂涎のツールで、これはいずれ買いたいと思っているんですが、特に僕の場合、1150年以降が重要で、これがCD‐ROMだったらそらもう天にも昇るねっていう代物です。
これも前に話をしたんですが、研究ツールのデータベース化、あるいは史料のEテクスト化って着実に進んでいて、あちらに行って思ったことは、図書館がそういうデータベースやEテクストを、バンバン入れてくれているんですよね。
これは日本の図書館とえらい違うんじゃないのかと。
っていうか、ヨーロッパからはるか遠い日本こそ、積極的に導入して欲しいんだけど、西洋中世史というマイナー人文学には金を出してくれる図書館っていうのは日本ではほぼ皆無なんですよね。
PLやAA.SS、MGHなんていうのは、CD-ROMで買える(といっても1枚200万するらしいが)ものもあるし、ネットで見れます(要登録)が、これらを導入している日本の研究機関はごく僅か。雑誌のOL版とか、IMBのCD-ROMやOL版もごく一部でしか導入されていませんよね。
こういう所でも、どんどんあちらと差がついてしまうのは何とかして欲しいんだけどなぁ。
っていうか、せめてここだけでも遅れないでほしいって思うんですけど。
無理かなぁ。