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SCHOLASTICUS LUGDUNENSIS 別館

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ドミニコの読み物って物凄く少ないですよね。聖ドミニコ (アルバ文庫)

朝から御茶ノ水。久しぶりに皮膚科。なんか毎年この時期皮膚科に行ってる気がする。 そして午後から大学。レファレンスで色々注文&紹介状。 それから書庫でコピー大会。Le Moyen Age と Annales を中心に。そんで、研究室に戻ってお勉強&他人の研究のお手…

フランシスコ会関連史料の日本語訳。http://www.ofmconv.or.jp/genten/index.htmlこれはかなり画期的なサイトですね。 使用上の注意についてはユリアヌス師より。http://iulianus.exblog.jp/d2006-05-30 「教会と社会」研究会 http://www.es-ken.net/ついに…

久しぶりに古本めぐり。 だって3000円っていうから。買うしかないでしょう。サン=ヴィクトル学派 (中世思想原典集成) これ前から気になっていて、いっつも買うの後回しにしてました。気候の歴史 ラテン語対訳版が欲しかったのですが、無かったので。ウィトル…

すっかり忘れてましたが、ついにコレが文庫化開始なんですよね。 黄金伝説 1 (平凡社ライブラリー)作者: ヤコブス・デ・ウォラギネ,前田敬作,今村孝出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2006/05/10メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (12件) …

 科学史学会

なるものに初めて参加しました。 所用で、一発目の「給水塔」氏の報告しか聞けませんでした。午後の報告も聞いてみたいのがあったんですけど。 「給水塔」氏の報告は、非常に興味深かったです。氏に挨拶と2、3愚問をしてみたかったのですが、こちらの時間…

なにやら少し風邪気味傾向。

これって講演集なのね。 古代から中世へ (YAMAKAWA LECTURES) 去年の読書会で悪戦苦闘した The Body and Society: Men, Women and Sexual Renunciation in Early Christianity (Lectures on the History of Religions, New Ser. No. 13)作者: Peter Robert L…

大学で文献集めと調べもの。また、同じ論文コピーしてしまった…。 最近ちょっとこういうミスが多いな…。 巷で言う脳年齢がやばいのかも。 調べものに集中しすぎて、レファレンスに持っていこうとしたら、もう閉まってたよ…。なんだか、充実してるんだか、空…

id:zappa さんの所で発見。テレビ欄占い。http://u-maker.com/o/tv/ chorolyn さんをテレビ欄に例えるとこうなります。 3 テレビchorolyn 4:55 歴史◇美術館 5:30 今朝のchorolyn 7:00 おはようchorolynです お得! 激安chorolyn▽今すぐ食べれる宮崎のchoroly…

生協で。 ついにでましたね。ブリュージュ―フランドルの輝ける宝石 (中公新書) これもかなり期待。笑う大英帝国―文化としてのユーモア (岩波新書)

ゼミ。なぜか東洋史の修士の子の発表。 いや、素直に面白かった。北宋時代に編纂された説話集の中から、狐の説話についての研究。 色々突っ込みどころ満載でしたが、素材そのものがかなり面白く、発表者の子の読解も結構興味深い指摘をされていて楽しい。 わ…

いや、ほんと巻を追うごとにへヴィですなぁ。 フルーツバスケット (20) (花とゆめCOMICS (2936))作者: 高屋奈月出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2006/05/19メディア: コミック クリック: 11回この商品を含むブログ (347件) を見る

発表後、色々悩みましたが、やはり初めに決めた道を進んでいこうと思います。というわけで、これから思い当たるブツたちを再調査&蒐集しないといけません。お金があれば、もう少し詰められるかもしれない部分もあるんですが、これは仕方が無いので、無いな…

本当に書類書きっていうのは苦手。だんだん書いていて腹が立ってくる。なんでかしらんが。論文書く以上にしんどいです。

さて、休息週間も終わり、そろそろ本腰入れ始めていきます。といっても、休息週間と言いつつ、某書類書きに忙殺されてまともに休めたのは3日くらいですが。

パリのクリュニー美術館とリヨンが舞台だっていうから。 七番目のユニコーン (文春文庫)作者: ケリージョーンズ,Kelly Jones,松井みどり出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る

疲れてるんだけど、なぜか近所のパルコに。 世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて (岩波新書) 冠婚葬祭のひみつ (岩波新書)

ふらふらと午後に帰宅。

報告後、先輩&聞きに来てくれた後輩、そして大成功の報告を修めた同僚らと打ち上げ。いつの間にやら「伝説の男」対決の様相に。いやー、凄いわ。「革命は東から」。ある意味、詩人ですよね。 かっこよすぎです(笑)。 僕はチキンすぎてとてもそんなことは…

日曜日、ついに報告しました。 午前中は、とにかく原稿のチェックで潰し、僕の発表は最後なので、午後から会場に向かいました。レジュメの束をしょってフーフー言いながら、キャンパス内で迷子にあい、汗だくてなんとか会場に到着。 同僚の報告を聞きたかっ…

ちゃっかり買っております。 BLEACH 22 (ジャンプ・コミックス)作者: 久保帯人出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05/02メディア: ペーパーバック クリック: 36回この商品を含むブログ (133件) を見る 久しぶりの学園もの的テイストあり。死神姿(和服)が…

ご無沙汰中に。 ようやくゲットしました。 Berthier, Anni. et Anne Zali dir., Livres de Parole: Torah, Bible, Coran (Paris: Bibliothèque nationale de France, 2005).『御言葉の書:トーラー、聖書、コーラン』 今頃来てるし。遅いよー。 Le monde des…

ご無沙汰しております。 GWなどというものが巷にあることすら忘却の彼方にある生活を送っております。 ここ数日で記憶している出来事といえば、やかんの底に穴が空いたこと(空くもんなんですね)、冷蔵庫にあった納豆が全滅(糸引いていないの初めて見た)…

ゆっくり読めるのはいつの日やら… 聖なる暗号 (ハヤカワ文庫NV)作者: ビルネイピア,Bill Napier,三角和代出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/03/01メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る

メモ:中世の聖書注解についての文献入り口

まず基本はこれのよう。 G. Dahan, L’exégèse chrétienne de la Bible dans l’Occident médiéval, XIIe-XIVe siècle (Paris: Édition du Cerf, 1999). あとこれ。 The Implications of Literacy: Written Language and Models of Interpretations in the 11t…

 メモ:聖書注解の歴史

中世における聖書の注解 glose は様々に行われてきたわけですが、中でも12世紀以降、パリのサン=ヴィクトル学派が聖書学究においてその光彩を放つのは有名ですよね。ここで聖書の釈義法が練り上げられ、いわゆる「4重の解釈」を教皇インノケンティウス3世が…

個人的に、中世なんぞやっているからなのかどうかわかりませんが、美術はまず「読むもの」であり、「観る」のは二の次という習性がついているように思います。 まったく基礎知識なしで観たとして、はたして自分がそれを観れたのかどうかかなり心許ないです。…

トリビア

今日はメーデーでもスズランの日でも、聖ヨセフの祝日でもありませぬ(ちなみに、14世紀のパリでは使徒聖フィリポと小ヤコブ)。ジャック・ド・ヴィトリの命日(m. 1240)でございます。