史学雑誌 2021年の歴史学界 回顧と展望 西洋史編

当ブログでの注意事項
ブログでは紹介された書籍のみを取り上げる。論文は（日本史・アジア・アフリカ史・西洋史）。
地域・時代によって重複しているものもあり。
原則Amazon登録してあるものを中心に。未登録のものも多数あることに注意。
各書籍の評価を知りたければ、「回顧と展望」を図書館などで頑張って読もう。もしくはAmazonの内容紹介を確認してみよう。
紹介された書籍の内、このブログではあくまで個人的に興味があるものだけを取り上げる抜粋紹介にすぎない。

ヨーロッパ
古代
ギリシア

生き方と感情の歴史学: 古代ギリシア・ローマ世界の深層を求めて

アケメネス朝ペルシア- 史上初の世界帝国 (中公新書, 2661)

記憶と慣行の西洋古代史:エジプトからローマまで (同志社大学人文科学研究所研究叢書 59)

ローマ

イタリア史1: 古代・初期中世 (世界歴史大系)

ローマ帝国と西アジア 前3~7世紀 (岩波講座 世界歴史 第3巻)

ダムナティオ・メモリアエ つくり変えられたローマ皇帝の記憶

シルクロードとローマ帝国の興亡 (文春新書 1326)

古代キリスト教研究論集 (北海道大学大学院文学研究院研究叢書31)

古代ローマ人の都市管理

古代ローマ人の危機管理

中世
一般

疫病・終末・再生: 中近世キリスト教世界に学ぶ

中近世ヨーロッパ史のフロンティア

地中海世界の中世史

地中海と人間―原始・古代から現代まで I 〔原始・古代から14世紀〕 (地中海と人間―原始・古代から現代まで(全2分冊))

地中海と人間―原始・古代から現代まで II 〔14世紀から現代〕 (地中海と人間―原始・古代から現代まで(全2分冊))

欧米圏デジタル・ヒューマニティーズの基礎知識

羊皮紙のすべて

儀礼・象徴・意思決定ー日欧の古代・中世書字文化ー

感情史とは何か

中世ヨーロッパ

エーコ『薔薇の名前』:迷宮をめぐる〈はてしない物語〉 (世界を読み解く一冊の本)

パリ・ノートル=ダム大聖堂の伝統と再生: 歴史・信仰・空間から考える

西欧・南欧

西洋中世史 (放送大学大学院教材)

都市から見るヨーロッパ史 (放送大学教材)

中世ヨーロッパの妃たち (YAMAKAWA LECTURES 10)

スペイン史10講 (岩波新書 新赤版 1896)

中世盛期北フランスの諸侯権力

〈叫び〉の中世―キリスト教世界における救い・罪・霊性―

イタリア史2: 中世・近世 (世界歴史大系)

ダンテ論: 『神曲』と「個人」の出現

中東欧・北欧

オットー朝年代記

フランク史I クローヴィス以前

西暦一〇〇〇年 グローバリゼーションの誕生

スイスの歴史百話 (刀水歴史全書 100)

ヨーロッパ中世の社会史 (講談社学術文庫)

歴史的世界へのアプローチ: Approaches to History: Essays in Honour of Hirokazu TSURUSHIMA

イギリス

スコットランド通史:政治・社会・文化

中世のジェントリと社会 (世界史リブレット)

図説 英国王室の食卓史

英国ユダヤ人の歴史 (幻冬舎新書)

中世の写本ができるまで

ロシア・ビザンツ

地中海圏都市の活力と変貌

キエフ洞窟修道院聖者列伝

ツァーリと民衆ーロシア神話の研究

近代
一般

グローバル・ヒストリー: 批判的歴史叙述のために

グローバル・ヒストリーとしての独仏戦争: ビスマルク外交を海から捉えなおす (NHKブックス 1267)

帝国のヴェール――人種・ジェンダー・ポストコロニアリズムから解く世界

ヨーロッパ複合国家論の可能性：歴史学と思想史の対話 (MINERVA西洋史ライブラリー 116)

〈弱者〉の帝国-ヨーロッパ拡大の実態と新世界秩序の創造 (単行本)

なぜ戦争体験を継承するのか: ポスト体験時代の歴史実践

戦争論

はじめての西洋ジェンダー史: 家族史からグローバル・ヒストリーまで

イギリス

野蛮と宗教I―エドワード・ギボンの啓蒙―

十七世紀イギリス財政史論:「国王私財」と二つの革命 (MINERVA西洋史ライブラリー 115)

世界市場の形成 (ちくま学芸文庫)

ものがつなぐ世界史 (MINERVA世界史叢書 5)

イギリス帝国史: 移民・ジェンダー・植民地へのまなざしから

人権論の光と影 環大西洋革命期リヴァプールの奴隷解放論争 (楡文叢書 4)

奴隷貿易をこえて―西アフリカ・インド綿布・世界経済―

史料が語る東インド航路: 移動がうみだす接触領域 (アジア遊学 258)

チャリティの帝国　もうひとつのイギリス近現代史 (岩波新書)

イギリス大学史: 中世から現代まで

消費社会の誕生 ――近世イギリスの新規プロジェクト (ちくま学芸文庫)

帝国とヨーロッパのあいだで: イギリス外交の変容と英仏協商 1900-1905年

権力分立論の誕生: ブリテン帝国の『法の精神』受容

ブリテン帝国史のいま ――グローバル・ヒストリーからポストコロニアルまで――

イギリス産業革命期の子どもと労働: 労働者の自伝から

近代イギリス科学の社会史

イギリス大学制度成立史

フランス

フランス絶対主義: 歴史と史学史

近世フランス王権と周辺世界: 王国と帝国のあいだ

共和主義者モンテスキュー:古代ローマをめぐるマキァヴェッリとの交錯

東アジアから見たフランス革命

ナポレオン時代の国家と社会: 辺境からのまなざし

アルザス社会経済史: 周縁の力学

近代フランスと官僚制

ドイツ・スイス・ネーデルラント

身体と環境をめぐる世界史: 生政治からみた「幸せ」になるためのせめぎ合いと技法 (同志社大学人文科学研究所研究叢書 58)

「感染」の社会史-科学と呪術のヨーロッパ近代 (中公選書 121)

移民のヨーロッパ史 ドイツ・オーストリア・スイス

マックス・ヴェーバーに構造的欠陥はあるのか:論破しがたいテーゼ

勤勉革命 ――資本主義を生んだ17世紀の消費行動 (単行本)

歴史のなかのラディカリズム

近代家族の形成とドイツ社会国家

福祉国家の歴史社会学: 19世紀ドイツにおける社会・連帯・補完性

ドイツ史 1800-1866(上):市民世界と強力な国家

ドイツ史 1800-1866(下):市民世界と強力な国家

グロティウス『戦争と平和の法』の思想史的研究:自然権と理性を行使する者たちの社会 (MINERVA人文・社会科学叢書 249)

ロシア・東欧・北欧

ナターシャの踊り(上):ロシア文化史

ナターシャの踊り(下):ロシア文化史

中欧・東欧文化事典

南欧

イスパニア国王フェリーペ二世に裏切られた男: アントニオ・ペレスの帰郷

大航海時代の群像: エンリケ・ガマ・マゼラン (世界史リブレット人 47)

原典 イタリア・ルネサンス芸術論【上巻】

原典 イタリア・ルネサンス芸術論【下巻】

革命家ブォナローティ伝

カヴール イタリアを創った稀代の政治家

スペイン内戦と国際旅団――ユダヤ人兵士の回想

トリノの精神――現代イタリアの出版文化を築いた人々

現代
一般

感情の歴史 I 〔古代から啓蒙の時代まで〕 (感情の歴史(全3巻)第1巻)

感情の歴史 II 〔啓蒙の時代から19世紀末まで〕 (感情の歴史(全3巻)第2巻)

感情の歴史 III 〔19世紀末から現代まで〕 (感情の歴史(全3巻)第3巻)

怒りの人類史 ブッダからツイッターまで

歴史修正主義　ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで (中公新書)

現代欧州統合論 (久留米大学法政叢書21)

初期欧州統合1945-1963: 国際貿易秩序と「6か国のヨーロッパ」 (プリミエ・コレクション 112)

「ブレグジット」という激震:混迷するイギリス政治

20世紀のグローバル・ヒストリー:大人のための現代史入門

エリック・ホブズボーム: 歴史の中の人生 (上)

エリック・ホブズボーム: 歴史の中の人生 (下)

イギリス

夕闇の時代──大戦間期のイギリスの逆説──

イギリス労働党概史

イギリス1960年代-ビートルズからサッチャーへ (中公新書, 2643)

制服ガールの総力戦――イギリスの「女の子」の戦時貢献

フランス

万博学ー万国博覧会という、世界を把握する方法ー

シャルル・ドゴール

ヴィシーの教訓

言論と経営―戦後フランス社会における「知識人の雑誌」―

自由主義経済の真実: リュエフとケインズ

ドイツ・スイス・ネーデルラント

ドイツ・ナショナリズム-「普遍」対「固有」の二千年史 (中公新書 2666)

時間と権力――三十年戦争から第三帝国まで

オーストリア現代史 1918-2018

ドイツ=東アジア関係史 1890-1945──財・人間・情報

さまよえるハプスブルク 捕虜たちが見た帝国の崩壊

政治的暴力の共和国―ワイマル時代における街頭・酒場とナチズム―

ヒトラー　虚像の独裁者 (岩波新書)

第三帝国　ある独裁の歴史 (角川新書)

ナチスと鉄道　共和国の崩壊から独ソ戦、敗亡まで ＮＨＫ出版新書

あるヒトラーユーゲント団員の日記 1928-35:「総統に仕えた」青年シャルの軌跡

ナチス絵画の謎――逆襲するアカデミズムと「大ドイツ美術展」

スパルタを夢見た第三帝国 二〇世紀ドイツの人文主義 (講談社選書メチエ)

ナチ・ドイツの終焉 1944-45

SS将校のアームチェア

価値を否定された人々: ナチス・ドイツの強制断種と「安楽死」

ユダヤ人を救ったドイツ人―「静かな英雄たち」

ホロコーストとヒロシマ――ポーランドと日本における第二次世界大戦の記憶

ホロコースト最年少生存者たち 100人の物語からたどるその後の生活

エルサレム〈以前〉のアイヒマン

核の一九六八年体制と西ドイツ

計画なき調整:戦後西ドイツ政治経済体制と経済民主化構想

ロシア・東欧・北欧

国家の解体: ペレストロイカとソ連の最期

民族自決運動の比較政治史―クリミアと沿ドニエストル―

ユーゴスラヴィア現代史 新版 (岩波新書 新赤版 1893)

ロシア革命とソ連型社会=政治体制の成型◇ソビエト社会主義共和国連邦史研究 1917-1937

スターリン:独裁者の新たなる伝記

ソヴィエト宮殿: 建設計画の誕生から頓挫まで

ボリショイ秘史:帝政期から現代までのロシア・バレエ

牧畜を人文学する (NUFS WORKS)

スラヴャンスキイ・バザア

アジアの多重戦争1911-1949――日本・中国・ロシア

パリ講和会議体制とハンガリー:亡命政治家からみたヨーロッパ国際関係

現代美術の場としてのポーランド: カントルからの継承と変容 (アカデミア叢書)

チェコスロヴァキア軍団: ある義勇軍をめぐる世界史

図説 チェコとスロヴァキアの歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)

書物のなかの近世国家 (アジア遊学 259)

秘密の戦争:共産主義と東欧の20世紀

ユーラシアにおける移動・交流と社会・文化変容 (中央大学政策文化総合研究所研究叢書)

日本・ウクライナ交流史 1915-1937

ロシア文化55のキーワード (世界文化シリーズ7)

ヨーロッパ冷戦史 (ちくま新書)

ポスト社会主義の政治 ――ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制 (ちくま新書)

中東欧の政治

欧州の排外主義とナショナリズム―調査から見る世論の本質

コーカサスの紛争 ゆれ動く国家と民族: ゆれ動く国家と民族

宗教性の人類学 近代の果てに、人は何を願うのか

踊る熊たち:冷戦後の体制転換にもがく人々

アメリカ
北アメリカ

現代アメリカ社会を知るための63章【2020年代】 (エリア・スタディーズ)

よくわかるアメリカの歴史 (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)

欧米の歴史・文化・思想

アメリカを作った思想 ――五〇〇年の歴史 (ちくま学芸文庫)

反米:共生の代償か,闘争の胎動か (アメリカ太平洋研究叢書)

奴隷制南部と保護主義: 南北戦争前期アメリカ経済史研究 (青山学院大学経済研究所研究叢書 11)

アメリカ社会の人種関係と記憶;歴史との対話

家庭性の時代: セアラ・ヘイルとアンテベラム期アメリカの女性小説

アメリカ国立公園の誕生:自然と近代国家の物語

医学とキリスト教: 日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教

「ポスト・アメリカニズム」の世紀　――転換期のキリスト教文明 (筑摩選書)

カナダ 北西海岸の先史時代 (Archaeology Square)

海とヒトの関係学4 疫病と海 (シリーズ海とヒトの関係学)

カナダにおける日本人水産移民の歴史地理学研究

教養としてのアメリカ研究

世界を動かす変革の力——ブラック・ライブズ・マター共同代表からのメッセージ

ブラック・ライヴズ・マター回想録: テロリストと呼ばれて

ホワイト・フラジリティ 私たちはなぜレイシズムに向き合えないのか?

アンチレイシストであるためには (&books)

フランクリン・ローズヴェルト-大恐慌と大戦に挑んだ指導者 (中公新書 2626)

未完の多文化主義: アメリカにおける人種,国家,多様性

「移民の国アメリカ」の境界:歴史のなかのシティズンシップ・人種・ナショナリズム

ハワイ日系人の歴史的変遷──アメリカから蘇る「英雄」後藤濶

マーカス・ガーヴィーと「想像の帝国」:国際的人種秩序への挑戦

自由と解放を求める人びと;アメリカ黒人の闘争と多面的な連携の歴史

アメリカ社会の人種関係と記憶;歴史との対話

アメリカを動かす宗教ナショナリズム (ちくま新書)

ハーレム・ルネサンス――〈ニュー・ニグロ〉の文化社会批評

宗教と風紀: 〈聖なる規範〉から読み解く現代

文化冷戦と科学技術: アメリカの対外情報プログラムとアジア

アメリカ音楽の新しい地図 (単行本)

視覚化する味覚: 食を彩る資本主義 (岩波新書 新赤版 1902)

ラテン・アメリカ

ベネズエラ―溶解する民主主義、破綻する経済 (中公選書)

国際政治のなかの中南米史;実体験を通してリアリズムで読む