ありえません
http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY200509130354.html
http://d.hatena.ne.jp/dpi/20050913/p1さんの所から。
歴史学で、研究を裏付ける一次史料が確認できないのに論文を書いたら、それは「捏造」ということになりましょう。
パクリ同様犯罪です。
もしもあったらコワイシリーズってことで。
でもたまに、こんなこと言ってくれている史料があったらなー、などと妄想する自分がいることも否定できない。
だから、こちらが思っていることを言ってくれている史料に出会うとシビレルわけで。
そんなことほとんど無いし、しょっちゅうある方がおかしい。
それにこちらの想像を超えたことを言っている史料の方が多いと思う。
そこがまた歴史やる醍醐味というか。
だから『モンタイユー』とかギンズブルク読んだ時のファーストインパクトって忘れがたいというか。
異端審問記録っていいよなぁって思ったり。
あれから異端審問記録駆使した面白い研究には寡聞にして聞きませんが、モンタイユーとかが極めて稀有な事例だったということなんですよね。
ところが、90年代くらいから、使い方によっては異端審問記録と同質的に面白い史料があることが指摘されるようになりました。
知る人ぞ知る話だと思いますが。
ヒントは13世紀から出てきます。ちなみに説教史料ではありません。これも面白いんですけど。