SCHOLASTICUS LUGDUNENSIS ANNEX

SCHOLASTICUS LUGDUNENSIS 別館


懐かしいシリーズ。相当な古典ですな。
でも高くない?
id:narrenstein さんもご紹介。


岩波書店


西洋中世世界の発展
今野 國雄

■体裁=B6判・上製・カバー・330頁
■定価 2,835円(本体 2,700円 + 税5%)(未刊)
■2005年11月22日
■ISBN4-00-021874-3 C0322

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「高期中世」と呼ばれる10〜13世紀は現代ヨーロッパの精神的・文化的源流とされ,第2次大戦後活発に研究が行われてきた.本書は先行研究の成果に周到な検討を加えながら中世興隆期の全体像を描く概説書である.特に,当時の西欧に大きな影響を与えたヨーロッパ周辺部の動向に格別の注意が払われている.


西洋中世世界の崩壊
堀米 庸三

■体裁=B6判・上製・カバー・290頁
■定価 2,835円(本体 2,700円 + 税5%)(未刊)
■2005年11月22日
■ISBN4-00-021875-1 C0322

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13世紀後半から16世紀初頭にかけての中世末期のヨーロッパは,新旧の様々な要素が複雑にからみあった時代であった.本書は,こうした新旧の要素や傾向を統一的な観点から理解する視座を与え,さらに歴史的個体としての「ヨーロッパ中世世界」の構造,そしてその成立・発展・崩壊を明快に跡づけた作品である.


フランス・ユマニスムの成立
渡辺 一夫

■体裁=B6判・上製・カバー・330頁
■定価 2,835円(本体 2,700円 + 税5%)(未刊)
■2005年11月22日
■ISBN4-00-021877-8 C0397

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西欧近代精神の根幹をなすユマニスムがどのように形成され,ルネサンス期に開花結実したかを,豊富な資料を駆使し流麗な筆致で描出した労作.エラスムスを始めとするユマニスト達の生き方を,鋭い現代的感覚と深い共感を持って浮き彫りにする.1958年に刊行された著者の代表的作品を,全書として版を改めて刊行.




これはいいかも。

岩波書店

ルネサンス
ピーター・バー
亀長 洋子 訳

■体裁=四六判・上製・カバー・260頁
■定価 2,205円(本体 2,100円 + 税5%)(未刊)
■2005年11月25日
■ISBN4-00-027096-6 C0322

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伝統的なブルクハルト的ルネサンス理解はもはや歴史の検証に耐えない.中世との連続性を指摘し,さらにイタリアやヨーロッパ各地で歴史的・社会的文脈の違いに応じて文化が新たに創造的な変容をとげてゆく過程に光をあてて,新しいルネサンス像を提示する.近代ヨーロッパ史研究の第一人者によるスケールの大きな解説書.


専門外ではこれかな?


岩波書店

ブレア時代のイギリス
山口 二郎

■新赤版 979
■体裁=新書判・並製・224頁
■定価 735円(本体 700円 + 税5%)(未刊)
■2005年11月18日
■ISBN4-00-430979-4 C0231

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8年にわたって政権を担当してきたブレア労働党.その「第三の道」路線は,市場主義を修正し福祉の再生をはかる理念として掲げられたが,どのような成果と課題を生んだのか.また,イラク戦争への参戦は,イギリス社会にどんな歪みをもたらしているか.政治と社会の変貌を見ながら,新たな社会民主主義の可能性を探る.



講談社

選書メチエ

神と自然の科学史

編者: 川崎謙

発行年月日:2005/11/10
サイズ:四六判
ページ数:222
ISBN:4-06-258345-3

定価(税込):1,575円

在庫僅少

                                                                                                                                                              • -


内容紹介

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「自然」と“nature”はどう違うか?
比較科学論への招待

先人が工業化のために受け入れた西欧自然科学は、私たちが母語で思考する力を奪ってしまった?西欧の“nature”と私たちの「自然」。彼我の自然観を互いに相対化することで初めて見えてくる、本当の「科学」の歴史。


目次

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 序章 鏡としての西欧自然科学
―第1部―
 第1章 普遍性の正体
 第2章 ギリシア人の方法
 第3章 西欧自然科学の世界観
―第2部―
 第4章 日本語の秩序に従う自然
 第5章 諸法実相の枠組み
 第6章 実際の体験
 終章 比較科学論への招待




選書メチエ

大英帝国の大事典作り

著者: 本田毅彦

発行年月日:2005/11/10
サイズ:四六判
ページ数:268
ISBN:4-06-258346-1

定価(税込):1,785円

在庫僅少

                                                                                                                                                              • -


内容紹介

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ブリタニカ、OED、DNB 大辞書、大事典プロジェクトにとり組んだ巨人たちの物語!

『ブリタニカ百科事典』Encyclopaedia Britannica 『オックスフォード英語辞典』Oxford English Dictionary 『イギリス国民伝記辞典』Dictionary of National Biography……。18世紀後半から19世紀後半にかけて、イギリス人はこの3つの大辞書、大事典を編纂した。世界をリードする気概にあふれた当時のイギリス社会は、なぜ、このような大事業を敢行したのか。それらは、どのように利用され、効果を発揮したのか。近代の知のインフラを整備した人々と歴史を検証する。


目次

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序章 イギリス社会における「知」のインフラ
第1章 『ブリタニカ百科事典』の歴史
第2章 『オックスフォード英語辞典』の歴史
第3章 『イギリス国民伝記辞典』の歴史
第4章 3つの辞書・事典の現状と将来




作品社


比較の亡霊
ナショナリズム・東南アジア・世界

ベネディクト・アンダーソン
谷啓介、高地薫他訳
本体5,800円 A5判上製
ISBN 4-86182-037-5 発行2005.11

タイ、フィリピン、インドネシアにおける国家の成立過程の精細な分析と「比較」を通してナショナリズムの起源・性質・将来を理論的・実証的に探究し、ナショナリズムの深層論理を明らかにする待望の労作。
ナショナリズム研究の新古典『想像の共同体』のさらなる深化と展開。



山川出版社


ナポリマラドーナ イタリアにおける「南」とは何か
(ヒストリア 20)

北村暁夫=著


定価: 1365円  A6変型判  204頁  2005.11
ISBN4-634-49191-5 C0322


1990年7月,ナポリで行われた地元イタリアとマラドーナ率いるアルゼンチンとのワールドカップ準決勝。なぜ,この試合はサッカーを超えて,国家分裂の危機として人々の関心を集めたのか。「南部問題」や移民の歴史からその理由を探る。


創文社


中世の「ドイツ」

トーマス、H 著

三佐川 亮宏 訳
山田 欣吾 訳





詳細はわかりませんが。
要チェック。