SCHOLASTICUS LUGDUNENSIS ANNEX

SCHOLASTICUS LUGDUNENSIS 別館

文献整理問題

最近頭を痛める問題になってきているのが、集めた文献をどう整理するかです。

院に入ってから賞味7年この部屋にいますから、まぁしょうがないんですけど、最近本を買うたびにこれどこ置くかなーと思案に暮れてしまうことが頻発。

現在我が家にはパイプシェル4つ、それに木製の本棚5つあるんですけど、もうスペースがありません。
天上までもうびっちり。床も論文ケースで溢れてきてる。
これ以上棚を増やそうにも壁が無いから無理だし。

小説棚は大分減らしたんですが、それでもあんまりスペースできないし、後はマンガ棚を潰していくしかないんですがこれが問題。
今あるマンガは結構個人的に厳選したものなので、売るわけにもいかず、かといって実家に送るのも躊躇われる。
でもよく考えるとマンガでパイプシェル2段使っているから、ここを何とかすれば少しはスペースが生まれる。

それと、今となっては何のために作ったのか分からない書類入れどもをいいかげん処分するという選択肢があるんですが、ここを整理してもあんまり空きができない。

大学の研究室にも結構移してあるんだけどこっちも持ちスペース目一杯使ってるから無理だし。

困った。

和文・欧文・史料を併せると大体3000件(冊ではない)くらいあるから、この部屋の許容範囲を超えつつある。

ああ書庫が欲しい。
書庫が持てる身分になりたい。


この前も同僚と文献整理問題で話したんですけど、皆頭を痛めているみたいです。
彼の場合、特に集めた論文の量が尋常じゃなくなってきてるので、段々把握することが困難になってきているとか。押入れも文献で一杯で、しかも押入れ行きになると、もはや見ることすら困難になるんだとか。何のためのスペースなんだ?
しかもパソコンにデータは入れてあるのに、忘れちゃってて同じの何回もコピーしたりするらしいです。
これを聞いた時、「え〜そんなことしないよ〜」とか言って同僚を笑ったんですが、その後自分も同じことをしちゃいました。

老化か?
絶対自分にはそんなことは起きないと確信してたのに。
かなりショックでした。

僕の場合、論文に限っていうと、今まではカテゴリー別で整理してあったんですが、これが限界に来つつあり、やっぱり著者名50音順、アルファベット順に移行しようかと思案中。

同僚にこのことを話したら笑われた。今頃気付いたんかと。
ええ、ええそうですとも。
今頃気付いたんだよどちくしょう。

今一部をようやくアルファベット順に移行しました。
ちなみに本はカテゴリー別でまだ粘ってます。

僕はコピーした論文をホッチキスで止めてクリアファイルに入れ、読んだやつの表紙には自分にとっての重要度をランク付けし、簡単なコメントを付けて、論文ボックスにしまいます。もちろん入手したその日にパソコンに書誌データは入れ、できる限りその日の内に読み終えるようにしています。

が、このやり方は研究者としてはかなり邪道で、コピーした論文は製本キットできちんと製本しないといけません。そして、読書カードに記入する。

それに比べて何と自分は手抜きなことか。
手の労働をかなり怠ってます。

と自覚しつつも、今の所これを改善する気もないんですが。