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あと、またまた珍しく小説もゲット。
- 作者: デヴィッドマドセン,David Madsen,大久保譲
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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『フランチェスコの暗号』に続きルネサンスもの。今度はルネサンスのグノーシス思想がらみの、肉欲に溺れるローマという設定らしい。
ちなみに『フランチェスコの暗号』は個人的にかなり面白かったです。
歴史やっている人はニヤリとしっぱなし。
ついでにアメリカの名門大学の学生生活も堪能。
ルネサンスって魔術思想が入ってくる時代なので、物語にし易いんだろうなぁという印象を持っています。
方や人文主義、かたや魔術思想と、そんで宗教改革みたいなキリスト教原理主義的運動がぶつかり合ってかなりドラマチックに描き安いのではなかろうかと思ったりしてます。
まぁ、そうはいってもこの辺の事情を知っていれば書けるかといえばそんなわけにいく筈もなく、それをミステリーのプロットに仕立てあげられるかというのは別問題でしょうが。
いや、小説書ける人が羨ましい。
一応人並み以上に西洋中世史に詳しいはずですが、中世を舞台にした物語なんて書けませんもん。
あ、書けてたら研究なんかしてないか。