SCHOLASTICUS LUGDUNENSIS ANNEX

SCHOLASTICUS LUGDUNENSIS 別館

あけましておめでとうございます。

年末は研究会兼オフ会に出席したりと少々慌しかったです。
しかし理系の西洋史研究者とまともに話をできたのは貴重でした。


それはともかく、

去年もあまり成長できなかった1年でした。

今年はそうならないようにしたいところです。

一応今年は久々に打って出る年にしようと思っています。

とりあえず、最低論文2本、できれば3本出したいところ。

4月までに1本は仕上げたい。




さて、年末の文献蒐集の成果。


トマス哲学入門 (文庫クセジュ)

トマス哲学入門 (文庫クセジュ)

トマス・アクィナスの入門書。結構古い。しかも著者の立場にちと問題あり。
それを念頭に置けば、良質の入門書として読めるかと。



中世キリスト教の典礼と音楽

中世キリスト教の典礼と音楽

実は前から欲しかった物。


聖王ルイの世紀 (文庫クセジュ)

聖王ルイの世紀 (文庫クセジュ)

珍しくクセジュ続き。クセジュは訳が悪いものが多く、読みづらいと不評な新書なんですが、13世紀を専門にやっている人間としては致し方なし。
訳が悪いのは、全然専門外の人間が翻訳するからなんですが、どうしてそんな人選をするのかな白水社



喜多愛郎『近代医学の史的基盤(上)』(岩波書店、1977年)


これは古本屋でゲット。これも前から狙っていた。
日本語で読める医学史の基本中の基本文献。
ですが絶版。
上巻しか買わなかったのは、中世がこの巻だったからというのと、何よりセットで買うと高いから。
3万5千円なんですもの。

貧乏学生としてはちと躊躇われる。