SCHOLASTICUS LUGDUNENSIS ANNEX

SCHOLASTICUS LUGDUNENSIS 別館


ブログなんかでジェンダー絡みのことを書きたくないのに何か書かずにおれないっていうzappa (id:zappa)さんの気持ちもわかる。


ちょっと小話を。


高校で教師をしている人からの話。


その高校での弁論大会で、ある生徒がジェンダーについて論じました。

それを聞いて僕は、おお、日本の高校生もやるではないか、と思いました。

が、

その子は、こういうことをのたまったんだそうな。

考えてもみろ、レースクイーンが男だったらどうなるんだ、と。
だからジェンダーはおかしい、と強く主張したそうな…


確かにレースキングがいたら面白いと思うよ、僕は。


そもそもこの例を使ってジェンダーを議論したいなら、レースの世界で、何で水着を着たお姉さまがいるのかをまず問うべきなのではないかと。


ちなみにこれが優秀弁論らしいです。この高校で。

彼を指導した国語教員なり担任は一体なにをやっていたのでしょうか。
たぶん同じことを考えていたのでしょう。



もう一つ小話。


ウチの近代アメリカ史(専門はマイノリティ)の先生の娘さんの話。


彼女が通っている女子高、F葉の英語の授業で、フェミニズムについての話が出てきました。

英語の先生は言いました。

フェミニズムっていうのは、女性を大切にすることなのだ、と…


母親である先生は、娘からそれを聞いて頭を抱え込んでしまいました。



これが日本の未来なんでしょう。


何をどうしたらいいのでしょうか?


これを聞いて、僕はどこか遠くへ行きたくなりました。