『西洋中世研究』
すでに某所でも触れましたが、例の『西洋中世研究』の創刊号。
いろいろここで書くのはアレでしょうから控えときます。
良かった点:
- 知泉書館が出版元。
- 紙質。
- 横書き脚注形式。
- 図版。
- ロゴ。
気になる点:
- 書式の不統一。各論文によって文献表記がバラバラ。これはどこの雑誌でもあるけど、新興雑誌なら尚更その辺は留意すべきでは。
- 同じく、人名・地名等の表記不統一。これも論文によってバラバラ。中世は特に面倒なんで、同人誌ならともかく、一応専門雑誌ならよけいに雑誌全体での表記の統一ルールがあってよいのでは。
悪かった点:ここではノーコメント。(けっこうある。ただし寄稿論文自体はいずれも素晴らしいと思います。)
その雑誌のポテンシャルは創刊号を見ればわかる、などといった人がいたようないなかったような。
とりあえずあと数号は静観。
まあ、いずれにせよ、西洋中世史の雑誌ができたことは喜ばしいことです、とは言っておきましょう。