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- 作者: 小さき兄弟会,三辺マリ子,石井健吾
- 出版社/メーカー: あかし書房
- 発売日: 2005/03/10
- メディア: 単行本
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解説が中々丁寧であり難い。
ル=ゴフのフランチェスコ研究の位置づけって、彼の聖ルイ研究と比べて評価が半ば黙殺状態だなと前から思っていたので、その辺りも言及してくれていたので助かります。
ただ、一応『完全の鑑』の解説なので、フランチェスコ研究史全体を知りたがるのは望蜀というものでしょうか。
イタリアの研究者で言うと最近だとフルゴーニ Chiara Frugoni くらいしか知らないような思いっきり門外漢ですが、フランスのダララン Jacques Dalarun の最近の研究とか、そもそも彼をどう位置づけるのか、専門外なのでちょっと気になります。