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いやー、こっちも悶絶。
腹いてぇ。
- 作者: ゲーテ,Johann Wolfgang Von Goete,竹山道雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1978/12/01
- メディア: 文庫
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思えば最初に読んだのが中2で、ゲーテのことも疾風怒濤のことも、18世紀ドイツの社会などもよくわからず、あの時は「ああ!」とか「おお!」の連発で何だコイツは?と、ただただ全く共感できずに終わる。
で、今回再読してみて、こんなに面白いとは思わなかった。
もうね、ウェルテル(ヴェルター?ヴェルタース?)、超のつくストーカーw
シャレにならん。
ウザイウザイ。
読んでて、おいおい、ウェルテルそんなことしちゃダミダヨーとツッコミ連発です。
ロッテが気の毒。
今ならロッテたん(ハァハァ)の極地と表現されるのか。
仕事で失敗して職を失ってロッテたんのところに戻ってきてはモンモンモン。
あまりに好きすぎてロッテたんの影絵作って部屋に飾ってムチュムチュしちゃうとかw(書いてて恥ずかしくなってきた)
ロッテへの思い悶々して、しまいには勝手に彼女を脳内妻化w
気持ちの浮き沈み激しいことまさに疾風怒濤w
中二病と言われそうなウェルテルくん、これで24とか25歳っすからね。
しかも解説読むと、ゲーテは、もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ、とかおっしゃってくれてるようですが、すいません、不幸でスイマセンって感じですよ。
まじめに参考になるところとか、かなり唸らされた箇所もあるんですけどね。
これ現代でやったら面白いだろうなぁ。
なんかこれ読んで、学部時代の知人を思い出しましたよ。