ピーター・ブラウン

やっと出ましたね。

古代末期の形成

こちらの翻訳。

The Making of Late Antiquity (Carl Newell Jackson Lectures)

しかし、これハーヴァード大での講演記録だったんですね。それに思っていたより薄い本だったのにびっくり。
『身体と社会』の分厚さ＆難解な文章を思い出すと、もう...。

ただ、この本を読む前に、ブラウンの研究の位置づけなど、基本的な情報を得るためにも、
前に挙げた

古代から中世へ (YAMAKAWA LECTURES)

を先に読んでからこちらに当たった方がいいのではないでしょうか。

後はあの苦労した『身体と社会』の翻訳が出るのを待つばかり。

ところで、

Cult of the Saints: Its Rise and Function in Latin Christianity

や

Society and the Holy in Late Antiquity

は邦訳出る予定ないんでしょうか。
個人的にちと残念。