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フランス、見事決勝進出ですな。
ディフェンスの局地的攻防が見ごたえありました。
フランスは、イタリアとは違った形の「頭の良い」ディフェンスが効いていました。
ポルトガルお得意のシミュレーションは、思いっきり「見え見え」にした形でやらせている所なんぞ流石です。
あれがイングランドやドイツ、オランダだったらぶち切れるか、うまくポルトガルにファウルを献上するような形でやらかしてしまうのではないでしょうか。
極力、フィジカルコンタクトを避ける、あるいは、一瞬で仕留める、ボールのみを分かりやすく取るという作業が出来ていたのではないでしょうか。
その意味で、テレ東の解説2人なんぞは思いっきりポルトガルの術中にはまっていました。VTR 見ても「ファウルなんじゃないんでしょうか」的発言をしていたよ。自分から倒れているじゃん!。
まあ、それがジャパンクォリティということなんでしょうか。
逆に、ポルトガルのお株を奪うようなアンリの PK ゲットプレー。
審判が見えるところで、その程度のタックルなら倒れないような足掛けにわざわざ倒れるアンリ君。
唯一、不安材料が GK バルテズ。危なっかしくて。おっかねーなー。
ポルトガルは、今大会を通じてやっぱり無駄に倒れすぎたと思います。
南米っぽいけどね。ありゃやりすぎでしょ。
ディフェンス固められたり、囲まれたりした時の切り崩す引き出しが少ないから「嘘っこプレー」に走るのでしょうか。
アルゼンチンみたいにワンタッチの連発で切り崩すとか、ブラジルみたいにキープ力を生かして突破するとか、他のオプションと組み合わせると効いてくるんでしょうけどね。
クリスティアン・ロナウドは速いし、突破力あるし、テクもあるのに、なんで彼はすぐ「嘘っこプレー」を多用してしまうんでしょうか。
いい選手だけにもったいない。
ポルトガルでシミュレーションしないの「若林・フィー豪」ぐらいじゃないでしょうか。
渋いっす。
最後、ジダンとフィーゴのユニフォーム交換よかったっす。
ジダンが裏返しに着ちゃうところもステキ。
誰か指摘してあげなよ。
決勝は、見事にラテン対決?ですか。
イタリアもいいチームになりましたが、やはり輝ける三十路軍団、フランスを応援します。
でも、イタリアの守備はかなり手こずると思うなぁ…。