2006-06-20 ■ murmure murmure 今頃気がついたんですが… デュビィのあの記念碑的名著、Georges Duby, La société aux XIe et XIIe siècles dans la région mâconnaise(Paris, 1953). いわずもがな、国制史、社会経済史、教会史といったジャンルを越えて、その後の多くの中世史研究者たちにとって、ある種の「正典」とまで化した作品です。 ご存知の通り、ソルボンヌに提出された国家博士論文ですが、32歳の時だったんですね… そして、出版が2年後。34歳。うーむ。 己の無能っぷりを再度痛感してしまった…。